分室日記

雲の上は いつも晴れています

米10月CPIは前年比+7.7%

前月比は+0.4%と予想以上に伸びが鈍化しました。これを受けて、ドル/円は143円台前半、NYダウは800ドル近い上昇になっています。

12月のFRBの利上げが予想より縮小する観測とのことです。

ただ、物価の伸びが鈍化しただけで上がっている状況なので、これでインフレが収まったとみるのは、さすがに早すぎる気がします。

また、米国債利回りは少し下がりましたが、長短金利の逆転「逆イールド」はずっと続いています。過去にこの「逆イールド」が発生してから平均一年半くらいで、米国の景気後退が発生しているので、来年末までには不景気になることになります。

今回がどうなるかはわかりませんが、当面はポジションを軽めにしていきたいと思います。とりあえずは、11月末のエネクスIFの分配権利落ちと、12月2日のジャパンIFのPOに注目しています。