分室日記

雲の上は いつも晴れています

「稲妻が輝く瞬間」市場にいるより、落雷を避ける行動をしてみる

「『稲妻が輝く瞬間』に市場に居合わせなければならない」

「敗者のゲーム」という、有名な投資本の言葉です。

「1928年から2000年の72年間で株価は1600倍になったが、その間のベストの5日を逃すと、利益が半減する」とのことで、長期分散投資やインデックス+ほったらかし投資の根拠となるものです。

ただ、私自身は「できるだけ長く、相場を楽しむ」ことを最大の目標として投資をやっていて、今のところ、国内市場の個別株(あとETFを少し)を対象にしています。

以前目にした、たぶん個人投資家?の方の検証があります。1995年から2015年の20年間の日経平均(検証最終日の日経平均は 19,780円)の、

     値上り上位24日を除くと   4,623円

     値下り上位24日を除くと 110,251円

     上位と下位の48日を除くと 25,767円 だったそうです。

急騰した日に市場にいることと同じように、暴落の日に市場にいない=落雷を避けるように努める行動も、結果の向上に結び付くということになります。

何より、自分の頭で考えて、行動してみて、その結果を”良くも悪くも”楽しむという目標には、積極的に動いてみる方が面白いと思っています。